江戸川区の税理士秦慎一郎が日々の出来事を書き綴る日記です。
ペーパーレスを推進している会計事務所が増えてきているそうです。
つまり、データの書面化を極力避けて日々の業務をこなすのです。じゃあ安井会計事務所は推進しているのかと言えば、答えはNOです。
理由は下記の二つです。
1、ミスが怖い
会計事務所のなかには総勘定元帳を印刷しないところも多いらしいですが、実際問題、パソコンの画面上でチェックをしたあと、再度プリントアウトし改めてチェックし直すと、パソコン画面だけのチェックでは見つからなかったミスが発見できる場合があります。パソコンの画面上で読書をするという習慣が普及しないことからもわかるように、パソコン画面を長時間見つめるのってかなりしんどいですよね。集中力の途切れがミスへ結びつくのです。ペーパーレスのメリットとしてよく挙げられるのが「経費節減」ですが、経費とミスを計りにかけてどっちが重たいかと言えば、断然ミスなんじゃないでしょうかね。
2、セキュリティの問題
過年度のデータを保管する場合、ハードディスク上だけの保存だと、万が一のときにどうしても不安が残るからです。たとえばお客さんが決算書を紛失された場合、当事務所にもお客様に渡した控と同じものを必ず用意してありますので、それを渡すことができます。税務申告には、インターネット上で電子申告をする方法と、税務署の窓口へ書類を提出する方法の二通りがありますが、当事務所では、電子申告をする場合でも必ず申告書類はプリントアウトして保管することにしています。もちろんバックアップも必ずしています。だからといってデータだけの保管では100%安心とは言いきれません。アナログ的な考え方かもしれませんが、書面にて文章を保管することで、安心して日々の業務をこなすことができるのです。
残念ながら、環境にやさしいかと言えばNOですが、お客様の大切な情報を優先した結果、ペーパーレスに踏み切ることはできないのです。当事務所のこのスタンスはおそらく今後も変わらないだろうと思います。
「江戸川区の若手税理士日記」税理士法人安井会計事務所 秦慎一郎
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