江戸川区の若手税理士日記

江戸川区の税理士秦慎一郎が日々の出来事を書き綴る日記です。

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ペーパーレス[2007/11/12]

ペーパーレスを推進している会計事務所が増えてきているそうです。

つまり、データの書面化を極力避けて日々の業務をこなすのです。じゃあ安井会計事務所は推進しているのかと言えば、答えはNOです。

理由は下記の二つです。

1、ミスが怖い

会計事務所のなかには総勘定元帳を印刷しないところも多いらしいですが、実際問題、パソコンの画面上でチェックをしたあと、再度プリントアウトし改めてチェックし直すと、パソコン画面だけのチェックでは見つからなかったミスが発見できる場合があります。パソコンの画面上で読書をするという習慣が普及しないことからもわかるように、パソコン画面を長時間見つめるのってかなりしんどいですよね。集中力の途切れがミスへ結びつくのです。ペーパーレスのメリットとしてよく挙げられるのが「経費節減」ですが、経費とミスを計りにかけてどっちが重たいかと言えば、断然ミスなんじゃないでしょうかね。

2、セキュリティの問題

過年度のデータを保管する場合、ハードディスク上だけの保存だと、万が一のときにどうしても不安が残るからです。たとえばお客さんが決算書を紛失された場合、当事務所にもお客様に渡した控と同じものを必ず用意してありますので、それを渡すことができます。税務申告には、インターネット上で電子申告をする方法と、税務署の窓口へ書類を提出する方法の二通りがありますが、当事務所では、電子申告をする場合でも必ず申告書類はプリントアウトして保管することにしています。もちろんバックアップも必ずしています。だからといってデータだけの保管では100%安心とは言いきれません。アナログ的な考え方かもしれませんが、書面にて文章を保管することで、安心して日々の業務をこなすことができるのです。

残念ながら、環境にやさしいかと言えばNOですが、お客様の大切な情報を優先した結果、ペーパーレスに踏み切ることはできないのです。当事務所のこのスタンスはおそらく今後も変わらないだろうと思います。

「江戸川区の若手税理士日記」税理士法人安井会計事務所 秦慎一郎
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職人業[2007/11/10]

先日、スーツをクリーニングに出そうと思ったら、なんとズボンに3ミリほどの小さい穴が。お気に入りのスーツだったのでなんとかならないものかと、服飾系のお客さんに相談したところ、かけはぎなる技術で直せるとの情報をいただきました。ついでにかけはぎ職人を紹介していただき、早速たずねてみることに。直すのに一週間ほどかかるとのことでした。

一週間後、最初はどの程度直るのだろうと思いましたが、いざ修復後の実物をみてびっくりです。完全に元の状態に戻っていました。どうせだったら直す前の写真を撮ってbefore→afterでここにのせればよかったです。

このかけはぎという技術を使えばスーツだけじゃなくニットなど別の素材も完全に修復できるんだとか。気になるお値段はといえば4000円。スーツを買いなおすよりもぜんぜんお得です。あまりの完成度の高い職人業に感動してしまったので、「ほかにも穴の開いている服をみつけたら必ず持ってきますからそのときはよろしくお願いしますと。」言って店をあとにしました。

聞くところによると、職人さんも高齢化が進んでいるんだとか。あと、30年先、かけはぎ職人はほとんどいないだろうとおっしゃってました。江戸川区は東京のなかでも職人さんの多い地域です。職人さんが少なくなっているというのは江戸川区らしさが薄れていくという感じがしてなんだか寂しい気がします。なんとか若い人が一人でも多く職人技術を引き継げるような体制を、区がもうちょっと力を入れてくれないかなーと思う今日この頃です。

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あの頃[2007/11/04]

わからないひとにはまったく興味のない内容なんですが、僕は学生の頃、パンクロックという若さ丸出しの音楽が大好きでした。学校そっちのけで友達と頻繁にライブハウスに出入りしていました。冬でもTシャツにハーフパンツで、ライブが終わるとみんな体から湯気を出してライブハウスから出てきます。ライブハウスの行き過ぎで耳が難聴になり病院に通ったこともありました。なかでもハイスタンダードというバンドが大好きでライブには何回も足を運びました。もう10年近くも前の話です。そのバンド、現在は活動停止でメンバーのそれぞれが違う道を歩んでいるそうです。

今日、車の中でラジオを聴くと、どこかで聴いたことのある歌声が流れてくるではありませんか。そう、ハイスタンダードの元ボーカルが歌っているのです。曲調は当時とはぜんぜん違いますが、声は当時と変わっていません。解説を聞くと、これは、大沢伸一プロデュースの「[our song」という曲で、今売れているんだとか。

最近はめっきり音楽からは遠ざかってしまい、流行りの曲とかまったくわかりませんが、おそらく僕らの世代が当時を懐かしんで買っているんでしょうね。僕も思わずCD屋に駆けつけ買ってしまいました。

帰りの車の中で何度も聴きましたが、なんとも哀愁漂う曲で、学生時代の思い出が蘇ってきます。実は、ハイスダンダードは、学生時代、同級生のカミさんから教えてもらったバンドなんです。それから色々あってカミさんと結婚し、子供もできました。

今日はなんだか不思議な気持ちにさせられた一日でした。

shinichi osawa ”our song”

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しっかりしてください[2007/11/01]

今年から税理士のような専門家が税務署へ税務に関する簡単な質問をすることができなくなりました。専門家にいちいち税務署職員が対応していられるほど人手が足りてるわけじゃないというのが理由だそうです。

しかし、過去に同じような前例を探すのがなかなか難しい特殊な個別事例については、申告をする前に税務署にいったん相談しておいたほうが、あとでもめずに済むため、専門家でも相談できることとなっています。

今回、まさに前例のなかなかない特殊な個別事例がクライアントに発生し、叔父と二人で税務署へ足を運ぶことになりました。

担当の税務職員者に事情を話すと、税務職員は、「これは個別事例ですので、詳細を教えてください。」と言いました。詳細を話しましたが、どうやら税務職員はまったくわからないようで適当な応答をしはじめました。そして最後にはとんでもない一言を。

「このようなケースは私たち税務職員に聞かれても判断しかねます。税理士さんは専門家ですのでご自身で解決されたらどうですか?」

なんとこの税務職員は調べることを放棄したのです。すかさず僕が、「さっきご自身で『これは個別事例です。』と言ったじゃないですか。個別事例に関してはは税理士が税務署に相談してもいいことになっているはずじゃ?」と突っ込みを入れると、

「あげあしをとらないでください。」

と、またまたとんでもない答えが返ってきました。しかもちょっと怒り口調で。あげあしをとるも何もちゃんと認められている当然の手続きをとっているだけなのに・・・。我々もクライアントの代理人といて来ているわけですから「はいそうですか」と引き下がるわけにはいきません。「とにかくちゃんと調べて後日でいいので明確な回答を下さい。今から質問事項を言うのでちゃんと書いてください。まず一つ目は・・」と言ってメモを書き取らせることにしました。「4つ目は・・」と言いかけると、税務職員からまたまたとんでもない発言が。

「まだあるんですか!!」

もう、びっくりです。質問できる数って制限されていましたっけ?と突っ込みどころ満載の発言です。

なんとかこちらの言いたいことを伝えてその場はひとまず落ち着きました。帰り際に叔父が一言、

「きっとあの税務職員、調べるのが面倒くさかっただけなんだろうね」

公務員さん、もうちょっとしっかりしてください!!

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